2019-01-05 序編 釈尊の仏教 第二章 釈尊の教え 5 釈尊の教え 釈尊の仏教 二、法華経 釈尊は成道を遂げた後、四十二年間の間、衆生の機根に応じて多くの経々を説きました。しかし、これらの諸経は「法華経」という最勝真実の教えに導くための”方便(権の教え)”であったと、釈尊は述べられています。すなわち法華経の『方便品第二』に、「正直に方便を捨てて 但無上道を説く」(開結124)と説かれ、また『法師品第十』にも、「此の経は、方便の門を開いて真実の相を示す」(開結328)と説かれるように、法華経こそが真実無上の教えであることを明かされています。 shoshu-nyumon.hateblo.jp